宮古島にきたら、「シュノーケリングをやりたいけど何処に行ったらいいの?」と悩むひとを多く見かけます。
慣れてくると、見たいものや景色、天気によってポイントを変えたりできますが、はじめて来た方や、シュノーケリング初心者の方は悩むことと思います。
今回は、そんなみなさんにわかりやすく宮古島でシュノーケリングをするならここ!と自信をもってオススメできる『吉野海岸』をご紹介いたします!
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吉野海岸の基本情報
正式名称 | 吉野海岸(よしのかいがん) |
住所 | 沖縄県宮古島市城辺字保良 |
電話番号 | 0980732690 宮古島市役所 企画政策部観光商工局 |
料金 | 無料 |
営業時間 | 通年(天候により遊泳禁止) |
定休日 | |
駐車場 | あり 有料 |
公式HP | |
クレジットカード | |
その他 | |
地図 |
吉野海岸の魅力
まずイチバンの魅力はなんといっても水の透明度でしょう。
それに加え、海岸の状態が天候に左右されにくいのも人気の秘密です。
例えば、台風が近づいてきて、他の海岸では遊泳禁止になってしまう時でも
吉野海岸だけは、海水が濁りにくく、潮の流れが穏やかなので「旅行中シュノーケリングができないかもしれない‥。」という時に何度もお世話になった海岸です。
シュノーケルにおすすめ!道具のレンタルも可能
他の海岸にくらべ、なぜ吉野海岸がシュノーケリングスポットでイチバン人気かというと宮古島にあるシュノーケリングができるスポットでダントツに魚影が濃いというところです。
他の宮古島のシュノーケリングスポットでは、「熱帯魚もいるにはいるけどちらほらだなぁ・・」なんていう事がよくあります。
ですが吉野海岸はそこが違ところ。
海に入ったとたん、「水族館の大型水槽の中にいるみたい!」と思うほど本当にたくさんの魚が泳ぎまわっています。
種類も豊富で、真っ青な 『デバスズメダイ』、ヒゲがかわいい『オジサン』運が良ければ、ニモでおなじみの『カクレクマノミ』やドリー『ナンヨウハギ』にも出会えます。
しかも、吉野海岸の魚たちは人間になれているので、魚のほうから寄ってきてくれるんです。
たまに、魚をおびき寄せるためにソーセージを細かくちぎって魚にあげている観光客がいますが絶対にしてはいけない行為です!
なぜかというと、人間がエサを与えることによって、魚の生態系を壊してしまうからです。
この先ずっとキレイな魚が見れるように、まだ来たことがない方々にも見せてあげられるように
このルールは守りましょう!お願いします。
ここからは少しサンゴのお話し‥。
昔の吉野海岸は、魚の他にキレイなサンゴもたくさん住んでいました。
ですが、観光地化されてからはマナーの守れない人々によって、どんどんサンゴが白化(亡くなること)しています。
現在は悲しいことに、ここ吉野海岸ではほとんど生きたサンゴを見ることができなくなってしまいました。
サンゴはとても繊細な生き物で、踏んだり、少しさわっただけでも枯れてしまうのです。
シュノーケリングをしていて苦しくなったり、マスクに水が入ったりと、水中で立ち上がりたくなる場面があると思いますが、サンゴの上だけは立たないでください。
まだ生きているサンゴ、子供のサンゴもいるので、みんな協力をして昔のような、魚とサンゴが共存している吉野海岸をとりもどしましょう!!
シュノーケルをレンタルされたい方は、有料ですが駐車場の横にあるお店で貸してもらえます。
レンタル用品:パラソル 2000円、シュノーケル3点セット(マスク、ライフジャケット、フィン)1500円 、ジャケット 1000円
サーフィン
かなり沖に出ればサーフィンができます。
ですがポイントに行くまでが初心者にはかなり難しく、自身のない方は『サーフィン体験』を申し込むのが良いと思います!
ウミガメに会える可能性もある
吉野海岸に、ウミガメは確かにいます。
ですが、人が泳ぐエリアでウミガメに出会える可能性はありますが、可能性は限りなく低いです。
私自身、何度も吉野海岸でシュノーケリングをしてきましたが、いまだ1度も出会えたことはありません。
もし、ウミガメに出会いたい方は、断然『新城海岸』をオススメします!
新城海岸の左側でシュノーケリングすれば、かなりの確率で出会えます。
吉野海岸に海の家やシャワーはある?
かつては海の家( 車を改造したお店 )があり、そこでシュノーケリングレンタルなどをしていましたが、違法営業だったため、現在はなくなりました。
ですが現在、駐車場まで戻れば『無料シャワー』があのでご安心を。
吉野海岸の注意点
かつては無料駐車場『かっちゃん』が有名でしたがこちらも違法だったため、現在は有料駐車場の1か所となりました。
駐車場が有料
駐車場料金は500円で、シャワーと更衣室が無料で使用できます。
駐車可能な台数は20台なので、オンシーズンは満車の時もあり。
珊瑚で足を切る可能性
サンゴにも種類があって、ハードコーラルと呼ばれるサンゴは骨格があるのでとても硬く、先端はするどくなっています。
海水でふやけた足でこすれると、すぐに皮膚を切ってしまいます。
シュノーケリングをするときには、必ず『マリンシューズ』を履くようにしてください。
吉野海岸と新城海岸どっちがおすすめ?
正直、どちらもオススメです。ですが、目的で行き分けるのが正解です。
- 駐車場は有料だけど、とにかくたくさんの熱帯魚を見たいという方は『吉野海岸』
- 駐車場は無料で、吉野海岸ほど魚は多くないけど、とにかく『ウミガメ』が見たい!という方は『新城海岸』
上記の2つがオススメです。
2つの海岸の距離も近いので、午前中は『吉野海岸』、午後は『新城海岸』と、1日で両方の海岸でシュノーケリングを楽しむこともできます!
吉野海岸から近いホテル
吉野海岸から8.6kmにあるホテル『the rescape/ザ・リスケープ 』
1棟独立のヴィラタイプが中心で、ほぼ全てにプライベートプールが付いているんです。
全部で41室あり、ヴィラはダイナミックに広がるジャングルを背に、ビーチ沿いに約800メートルにわたって連なり、宮古の自然を大胆に感じられるプライベート空間になっています。
目の前にはビーチもあり、カヤックやSUP体験コースも用意がされており、
朝には『モーニングヨガ』が開催、カップルでの参加も人気です!
吉野海岸のおじさんとは
吉野海岸には美しさを守るため、海岸の保護活動を行っているのが『吉野のおじさん』こと遠竹行良さんで、
ゴミ拾いをするだけでなく、訪問した人へ自然保護の啓蒙活動も行っています。
そして現在、『吉野のおじさん』の感銘をうけたNPO法人ニライカナイクラブのみなさんとともにクラウドファンディングを行っており、吉野海岸を守るための寄付を募っています。
まとめ
宮古島へ来て、シュノーケリングで熱帯魚をみるなら『吉野海岸』で決まりです!
最低限のルールを守りながら思いっきり楽しみましょう。
もしかしたら『吉野のおじさん』にも出会えるかもしれません!
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